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家の物置を整理していたら、ほこりまみれになった古い楽典と一緒に、音楽ジャンルの解説本が見つかった。2000年代にフィリピンで執筆されたものを、日本人の音楽研究家が翻訳したものらしい。
祖父のものだろうと思われる。頁を開いてみると、なかなか興味深い音楽がいくつも見つかったので、そのうちの少しを引用して紹介してみたい。
祖父のものだろうと思われる。頁を開いてみると、なかなか興味深い音楽がいくつも見つかったので、そのうちの少しを引用して紹介してみたい。
3.1-4 モスバーガーテクノ
基本的に7/7のビートにゴージャス(\1,200~)なパッド、それに食べても食べても減らないモスチーズバーガーをトッピングしたクリエイ ティブでホットなサウンド。モスバーガーテクノの「モス」は、「MはMountain(山のように気高く堂々と)OはOcean(海のように深く広い心 で)SはSun(太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って)」という意味とされている。
自然体かつノリの良いビートで、一躍電子音楽シーンの表舞台を席巻したが、マクドナルドテクノの圧倒的なカリスマを前にひっそりと消滅したと言われている。現在は、ボツワナで流行しているボツワナテクノにその名残が見られる程度である。
3.2-9 ヤサイイタメ
キャベツ、ピーマン、ニンジン、ピーマン、モヤシ、ピーマン、それにタマネギを加えれば完成だ。塩と胡椒も忘れてはいけない。七味唐辛子に醤油? オーケイオーケイ。何を入れても絶妙な音楽に出来上がる。それがヤサイイタメだ。
楽譜に起こされたのは1987年とされる。料理研究科の菜橋日出男によって、初めて譜面化されたヤサイイタメには、キャベツパートが無かったと いうから驚きだ。ヤサイイタメを正確に演奏するのはとても難しい。野菜がじゅうじゅう言う音は常にまちまちだからだ。そのためか知らないが、ヤサイイタメ を音楽とする認識はしだいに薄れていった。もしかしたら、譜面通りに演奏したヤサイイタメの味がとてもひどいものだったことも関係しているかもしれない。
4.1-5a トマホークラップ
コロンブスがアメリカ大陸を発見したのは1492年だが、トマホークラップが日本に伝わったのは実にその100年前とされている。トマホークと は北アメリカ先住民族が使う斧で、投擲にも使用できる。日本では14世紀後半に現在の山刑県の山刑森盛遺跡で出土している(トマホークの投擲距離は太平洋 を優に超える)。
同時代の資料には、トマホークラップが山刑県で爆発的に流行したという記録がある。当然ながら日本最古のラップであり、読経をベースとし、非常にゆったりとしたテンポであったという。現在では消滅してしまったが、山刑県置賜地方の方言にその名残が見られる。
7-2 ディストラクション
破壊的サウンドが特徴。聴く者の耳を例外なく破壊し、幾人もの聴覚を奪ってきた悪魔の音楽。非常識な音量や、人間の耳に良くない周波数を多用し、リスナーの耳を破壊することで初めて「ディストラクション」というジャンルに分類されることになる。
有名なコンポーザーにスミソ・ミソスミスや、ミネストローネ・カラシスミソスが居る。ミネストローネの「わりばしとつまようじさえあれば、ディストラクションは作れる」という発言はあまりにも有名。
しかし、あまりにも攻撃的で突飛なサウンドが長く愛されるわけがなく、またディストラクションファンの耳は例外なくおかしくなったため、需要が失われ絶滅した。
10-45b セッエードャマュ
ピアノの伴奏に、犬のほえ声、お湯の沸く音をメロディーとして添えた謙虚な音楽。1987年にドイツで生まれ、ポーランド、カザフスタン、ウルグアイ、カメルーンを経て日本に伝わった。
ティータイムによく合うとされ、一時期には喫茶店に行けば必ずBGMとして聴けるというほどの流行りようであったが、いかんせん「セッエードャマュ」という名前が言いづらいため、次第に消滅していった。
基本的に7/7のビートにゴージャス(\1,200~)なパッド、それに食べても食べても減らないモスチーズバーガーをトッピングしたクリエイ ティブでホットなサウンド。モスバーガーテクノの「モス」は、「MはMountain(山のように気高く堂々と)OはOcean(海のように深く広い心 で)SはSun(太陽のように燃え尽きることのない情熱を持って)」という意味とされている。
自然体かつノリの良いビートで、一躍電子音楽シーンの表舞台を席巻したが、マクドナルドテクノの圧倒的なカリスマを前にひっそりと消滅したと言われている。現在は、ボツワナで流行しているボツワナテクノにその名残が見られる程度である。
3.2-9 ヤサイイタメ
キャベツ、ピーマン、ニンジン、ピーマン、モヤシ、ピーマン、それにタマネギを加えれば完成だ。塩と胡椒も忘れてはいけない。七味唐辛子に醤油? オーケイオーケイ。何を入れても絶妙な音楽に出来上がる。それがヤサイイタメだ。
楽譜に起こされたのは1987年とされる。料理研究科の菜橋日出男によって、初めて譜面化されたヤサイイタメには、キャベツパートが無かったと いうから驚きだ。ヤサイイタメを正確に演奏するのはとても難しい。野菜がじゅうじゅう言う音は常にまちまちだからだ。そのためか知らないが、ヤサイイタメ を音楽とする認識はしだいに薄れていった。もしかしたら、譜面通りに演奏したヤサイイタメの味がとてもひどいものだったことも関係しているかもしれない。
4.1-5a トマホークラップ
コロンブスがアメリカ大陸を発見したのは1492年だが、トマホークラップが日本に伝わったのは実にその100年前とされている。トマホークと は北アメリカ先住民族が使う斧で、投擲にも使用できる。日本では14世紀後半に現在の山刑県の山刑森盛遺跡で出土している(トマホークの投擲距離は太平洋 を優に超える)。
同時代の資料には、トマホークラップが山刑県で爆発的に流行したという記録がある。当然ながら日本最古のラップであり、読経をベースとし、非常にゆったりとしたテンポであったという。現在では消滅してしまったが、山刑県置賜地方の方言にその名残が見られる。
7-2 ディストラクション
破壊的サウンドが特徴。聴く者の耳を例外なく破壊し、幾人もの聴覚を奪ってきた悪魔の音楽。非常識な音量や、人間の耳に良くない周波数を多用し、リスナーの耳を破壊することで初めて「ディストラクション」というジャンルに分類されることになる。
有名なコンポーザーにスミソ・ミソスミスや、ミネストローネ・カラシスミソスが居る。ミネストローネの「わりばしとつまようじさえあれば、ディストラクションは作れる」という発言はあまりにも有名。
しかし、あまりにも攻撃的で突飛なサウンドが長く愛されるわけがなく、またディストラクションファンの耳は例外なくおかしくなったため、需要が失われ絶滅した。
10-45b セッエードャマュ
ピアノの伴奏に、犬のほえ声、お湯の沸く音をメロディーとして添えた謙虚な音楽。1987年にドイツで生まれ、ポーランド、カザフスタン、ウルグアイ、カメルーンを経て日本に伝わった。
ティータイムによく合うとされ、一時期には喫茶店に行けば必ずBGMとして聴けるというほどの流行りようであったが、いかんせん「セッエードャマュ」という名前が言いづらいため、次第に消滅していった。
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この記事へのコメント
無題
よし、明日はモスバーガー行くぞ
MOS
ふふふ。実際そういう意味らしいからうまいのも当然。
おれが考えたんじゃないよw
もす行きたいけど、家の近くのもすが夏の間につぶれたからなあ。