猛獣研究家 因幡ひこまさがゆく 1 2008/10/11 (Sat)

因幡ひこまさは日本でも数少ない、バレエダンサー兼猛獣研究家である。

因幡はオリポリポ海峡に浮かぶとある小島に向かっていた。
そこは無限島という。

猛獣がたくさん住みついている無人島である。
あんドーナツが自生していることでも有名だ。

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因幡は現地ガイドのウッハーさんとともに無限島に降り立った。
無限島に降り立った瞬間、ウッハーさんが目の前に生えている植物を指差した。

ウッハー「ガングロ、ガングロ。ゲロガングログランゴ。」
（これは、アンオニオン草という植物です。タマネギになってしまった人を元の体に戻す効果があるんですよ。）

因幡「珍しい草ですね。」

ウッハー「ガガンボ。」
（日本にもあります。）


ウッハーさんは現地語で話すが、因幡は全世界の言語をマスターした人の脳を分解して調べたため、どんな言語でも解することができる。

以降ウッハーさんの言葉は翻訳して記す。


因幡「今回私が最も出会いたい猛獣は、デガゴンとい猛獣です。
体重がレモン12900個分の重さ、体長はレモン200個分の長さに相当します。
性格は粗暴・粗野ですが繊細な一面も持っているといいます。
私は今回、デガゴンのそんな繊細な一面を調査しにきました。」

ウッハー「3行で頼む。」

因幡「デガゴンでかい。
粗暴だが時に繊細。
その繊細な一面を見にきた。」

ウッハー「ウッハーｗｗｗ」