×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一太「だめだ、どうしてもこのシャッター開かないぞ」
二介「こっちの窓もはめ殺しだ」
三男「排水溝があるけど、さすがにここから出るのは無理だな・・・」
四造「この倉庫から出るにはどうしたらいいんだ!」
二介「こっちの窓もはめ殺しだ」
三男「排水溝があるけど、さすがにここから出るのは無理だな・・・」
四造「この倉庫から出るにはどうしたらいいんだ!」
1. 会議
一太「窓を壊すのが、一番いいと思う」
二介「待て待て、そんなことしたら、弁償しなきゃないじゃないか!
俺はやだね」
三男「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ!
何で壊す?」
四造「そこに工具箱のようなものがある。見てみよう」
2. 工具箱の中身
一太「あっ!ゼリーだ!」
二介「ゼリーだって?
そんな馬鹿な・・・あっ!ホントにゼリーだ!」
三男「ゼリーじゃ、窓は壊せないな」
四造「いや、凍らせたらもしかしたら・・・」
3. 冷凍作戦
一太「でもどうやって凍らせるんだ」
二介「冷凍すればいいんじゃないか?」
三男「だが冷凍庫は無い」
四造「無いなら買ってくればいいだろう」
4. 資金のやりくり
一太「最近の冷凍庫って、どれくらいするんだ?」
二介「わからん・・・5万円くらいじゃないか」
三男「5万円なら持ってる、よし、俺が金を出そう。
ただし後でちゃんと徴収するからな」
四造「じゃぁ次は誰が買いに行くか、だな」
5. そして購入へ
一太「ここは俺に任せてくれ。
昔電器屋でアルバイトしていたことがある」
二介「一太・・・、健闘を祈るぞ」
三男「ところで、どこから出るんだ?」
四造「そこのシャッターを開ければいいじゃないか」
6. 開かないシャッター
一太「・・・・・・だめだ、開かないな」
二介「1人では無理でも、2人ならどうだ?
俺も手伝うぜ!」
三男「俺も手伝う!」
四造「俺もだ!せーのっ!」
7. 道は開けた
一太「開いた!やった!道は開けたぞ!」
二介「一太・・・頼むぞ、生きて帰ってこいよ!」
三男「待ってるからな!」
四造「期待してるぞ!」
8. 一太が去って
二介「あいつ、ちゃんと買って来れるかな・・・。
冷凍庫じゃなくて冷蔵庫買ってきたりして・・・」
三男「大丈夫、最近の冷蔵庫はみんな冷凍庫付いてるから。
それより、俺は5万円で足りるかどうかが心配だ」
四造「俺はあいつが一人で冷凍庫を持って帰ってこれるかが心配だな」
9. 一太帰還
一太「みんな、待ったか!?
冷凍庫買ってきたぞ!」
二介「一太!大丈夫だったか!?
良かった、本当に良かった!」
三男「よし、これで脱出に一歩近づいた!
ゼリーを凍らせるぞ!四造!」
四造「すまん・・・・・・実は・・・俺・・・食っちまった・・・腹減って・・・つい・・・」
10. 絶望
一太「だめだ・・・・・・望みは断たれたんだ・・・。
諦めよう・・・・・・おとなしく・・・餓死を待とう」
二介「おい!諦めるな!なるべくエネルギーを消費しないように、
とにかく寝て過ごそう!いつか奇跡が起きるかもしれない」
三男「そうだ、俺たちは諦めない!いつまでだって耐えてやるぜ!」
11. 奇跡の脱出
2週間後──
一太「おい!見ろ!
よくわからんが、シャッターが開いてるぞ!」
二介「あ・・・ホントだ!シャッターが開いてる!
やった!俺たちは脱出できるんだ!やったー!」
三男「2週間、つらかったけど・・・耐えた甲斐があった!
神は俺たちを見捨てなかったんだな・・・!」
12. 大団円
こうして3人は脱出した。
しかし、密室という名の悪魔が再び彼らの前に立塞がるということを、この時彼らは知る由もなかった。
一太「窓を壊すのが、一番いいと思う」
二介「待て待て、そんなことしたら、弁償しなきゃないじゃないか!
俺はやだね」
三男「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろ!
何で壊す?」
四造「そこに工具箱のようなものがある。見てみよう」
2. 工具箱の中身
一太「あっ!ゼリーだ!」
二介「ゼリーだって?
そんな馬鹿な・・・あっ!ホントにゼリーだ!」
三男「ゼリーじゃ、窓は壊せないな」
四造「いや、凍らせたらもしかしたら・・・」
3. 冷凍作戦
一太「でもどうやって凍らせるんだ」
二介「冷凍すればいいんじゃないか?」
三男「だが冷凍庫は無い」
四造「無いなら買ってくればいいだろう」
4. 資金のやりくり
一太「最近の冷凍庫って、どれくらいするんだ?」
二介「わからん・・・5万円くらいじゃないか」
三男「5万円なら持ってる、よし、俺が金を出そう。
ただし後でちゃんと徴収するからな」
四造「じゃぁ次は誰が買いに行くか、だな」
5. そして購入へ
一太「ここは俺に任せてくれ。
昔電器屋でアルバイトしていたことがある」
二介「一太・・・、健闘を祈るぞ」
三男「ところで、どこから出るんだ?」
四造「そこのシャッターを開ければいいじゃないか」
6. 開かないシャッター
一太「・・・・・・だめだ、開かないな」
二介「1人では無理でも、2人ならどうだ?
俺も手伝うぜ!」
三男「俺も手伝う!」
四造「俺もだ!せーのっ!」
7. 道は開けた
一太「開いた!やった!道は開けたぞ!」
二介「一太・・・頼むぞ、生きて帰ってこいよ!」
三男「待ってるからな!」
四造「期待してるぞ!」
8. 一太が去って
二介「あいつ、ちゃんと買って来れるかな・・・。
冷凍庫じゃなくて冷蔵庫買ってきたりして・・・」
三男「大丈夫、最近の冷蔵庫はみんな冷凍庫付いてるから。
それより、俺は5万円で足りるかどうかが心配だ」
四造「俺はあいつが一人で冷凍庫を持って帰ってこれるかが心配だな」
9. 一太帰還
一太「みんな、待ったか!?
冷凍庫買ってきたぞ!」
二介「一太!大丈夫だったか!?
良かった、本当に良かった!」
三男「よし、これで脱出に一歩近づいた!
ゼリーを凍らせるぞ!四造!」
四造「すまん・・・・・・実は・・・俺・・・食っちまった・・・腹減って・・・つい・・・」
10. 絶望
一太「だめだ・・・・・・望みは断たれたんだ・・・。
諦めよう・・・・・・おとなしく・・・餓死を待とう」
二介「おい!諦めるな!なるべくエネルギーを消費しないように、
とにかく寝て過ごそう!いつか奇跡が起きるかもしれない」
三男「そうだ、俺たちは諦めない!いつまでだって耐えてやるぜ!」
11. 奇跡の脱出
2週間後──
一太「おい!見ろ!
よくわからんが、シャッターが開いてるぞ!」
二介「あ・・・ホントだ!シャッターが開いてる!
やった!俺たちは脱出できるんだ!やったー!」
三男「2週間、つらかったけど・・・耐えた甲斐があった!
神は俺たちを見捨てなかったんだな・・・!」
12. 大団円
こうして3人は脱出した。
しかし、密室という名の悪魔が再び彼らの前に立塞がるということを、この時彼らは知る由もなかった。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL:
この記事へのコメント