安全な祝日の過ごし方 2008/10/11 (Sat)

日本の皆さん、こんにちは。
突然ですが、日本にはたくさんの祝日がありますね。
全部で15日あります。これは、実は先進国中で最多です。全て言えますか？

元日、成人の日、建国記念の日、春分の日、昭和の日、憲法記念日、みどりの日、こどもの日、海の日、敬老の日、秋分の日、体育の日、文化の日、勤労感謝の日、天皇誕生日、で全てです。


しかし祝日には、あなたの知らないところでたくさんの方が事故に遭ったり、餅を食べ過ぎたりして亡くなっているのです。
この事態をなぜ、多くの人が黙って見過ごしているのか。
私は不思議で不思議でしょうがなく、今まで夜も眠れない生活だったので、昼間寝ていました。

ならば、私が警鐘を鳴らせば良い。
と、メロスは考えました。

ということで、今日は危険な祝日を安全に過ごすということを軸に、餅の食べ過ぎについてお話していきたいと思います。

まず、実情を把握する必要があります。祝日に多くの人が亡くなっているということです。
たとえば元日です。
元日は日本を代表する祝日ですが、この日には餅の食べ過ぎで病院に搬送されるお年寄りが後を絶ちません。あまりに後を絶たないので、業界では「アリの行列」というように比喩しているそうです。ひどいですね。

また、海の日もまたたくさんの犠牲者を生みだしています。
海の日という名前に誘われ、悪天候でも海に繰り出そうとする馬鹿者が後を絶たないからです。あまりに後を絶たないので、業界では「アリの行列」と呼ばれています。

発狂大学人文学部の杉浦希空（すぎうら・のあ）教授によれば、祝日は、元来「呪日」と言われ、忌み嫌われていたといいます。
しかし、次第に「『呪日』という名前自体が更なる災いを招く」ということが提唱され、旧石器時代に「呪日」から「祝日」に名前が改められた、と教授は話しています。
つまり祝日は、もともと災いが起きやすい日だったのです。


では、危険な祝日から身を守る手段を考えてみましょう。

---

全ての祝日には、名前が付けられています。
これらの名前に惑わされ、その日の行動を誤らないことが第一です。

「元日」だからといって、あなたはいつも以上に餅を食べられるでしょうか。いいえ、ケフィアです。あなたは昨日のあなたと何も変わっていません。そう考えると、いつも100個食べているのに元日は倍の200個を食べよう、なんて馬鹿な真似は自然と控えられるはずです。

「成人の日」だからといって、あなたはいつも以上にお酒を飲めますか。もちろんノーです。そう考えれば冷静な行動を取れるようになるでしょう。また、成人の日は新成人以外にはあまり関係がないということを念頭に置くと、さらに良いでしょう。

「文化の日」に何をすればいいかわからないといって、餅を食べ過ぎるのも控えましょう。餅は日本の文化だ、などという言い訳は世界には通用しません。アリの行列に加わりたくなければ控えましょう。


また、祝日が休日であることを考えてみましょう。

これは、先ほどの杉浦教授の話を思い出してみれば、真の意味が自ずと分かってきます。
「呪日」に外出することは非常に危険なため、当時の人々は「呪日」を休日と定めたのです。仕事や学校に行かず、家でじっとしていれば、比較的安全だからです。

しかし、現在では「祝日」と名が改められており、危険認識は現代人の頭からすでに消え去っています。そのため、祝日にレジャーやショッピングを楽しもうと外出する人が後を絶たなくなってしまったのです。（これを「アリの行列」と呼ぶ）

「祝日に外出してきたけど今まで無事だった」、そんなことはこれからのあなたの安全をひとつも保証しません。あなたは祝日に外出することで、たくさんの危険に触れてきたはずです。

祝日に、
餅を食べ過ぎたことは？
若いころは平気でも、年をとると危険です。

銀行に行ったことは？
強盗が現れることを考慮すれば、２度と近寄れません。

ビルの屋上から飛び降りたことは？
その時は着地が偶然うまくいったのでしょう。

たことは？
８本足の軟体動物です。


危険はすぐそばに隠れています。
祝日には外出せず、家でおとなしくしていることが賢明なのです。

今日から最も近い祝日は、12月23日の「天皇誕生日」です。
家でおとなしく、餅でも食べて過ごしましょう。食べ過ぎには気を付けてください。アリの行列になってしまいます。